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ご挨拶

私どもの診療科は2016年4月に開設された新しい部門です。

はっきりと診断がついていない場合や診療の方向づけが難しい

患者さんに対して、臓器の枠にとらわれず横断的にアプローチ

して、幅広く診療を進めることを特色としています。

いろいろな症状のある患者さんを全体として拝見し、どのよう

な問題があるかを探ります。治療を要する問題が明らかでない

際は不安の軽減につとめる医療を心がけます。

 

当院には高度に細分化された専門診療で対処できない患者さん

がおり、診断がついていない紹介症例に対して臓器の枠にとら

われず横断的にアプローチし、幅広く診療することが特徴です。

症状の臓器だけを治療しても解決しないことがあり、身体と心、

社会的背景などを総合的に診療する医療を展開しています。

 

なかでも基本方針として

①地域の大学病院として紹介患者さんへのていねいな対応

②領域担当医への的確な橋渡し

③多彩な症例による総合診療医育成

に取り組んでいます。

2018年からは大学病院の退院支援を含め高齢化が進む地域

医療への貢献として在宅医療分野も担うことになり、機動性を

もって地域へ出向く役割が増えております。

齋藤 近影.JPG

教授 齋藤 登

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