わが国において漢方医療を日常の診療手法とする歴史はかなり古いものがありますが、現代で、西洋医学と東洋医学をともに診療アプローチの手法とし、漢方診療を実践している場面が多いと思われます。

　伝統医学のもつ優れた点を発展させ、西洋医学と融合させながらそれぞれの良い点を生かしていく医療を行うこと、漢方医学に関する最新情報の交換の場とすることなどから、知識の交流を図り地域医療へ貢献することを目的として設立致しました。

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　全国から著名な漢方の臨床家の先生をお招きしてご講演いただき、多くの診療医や薬剤師、看護師など医療スタッフをはじめとする多職種の皆さまが参加していただく構成の会と臨床的な経験例のディスカッションを行う会を交互に開催する企画の内容となっています。医育機関に事務局を置き、研修医や医学生など卒前、卒後の医療者教育にも役立つことを目的の1つにしております。

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　これから本研究会が埼玉県における全人的医療の一翼を担って、大きく発展していくことを願います。